●中学で一番最初につまづく「正負の数」
中学に入ってから、「数学が分からない!」「なんでこうなるの!」と一番最初に悩まされるのが、この『正負の数』ではないでしょうか?
実際に、中2、中3の子でもプラスとマイナスの計算に混乱する子は多いです。
今回はよくある間違いと対処法を見ていきましょう。
●よくある間違い

まず、教えている中で
上記のような間違いがよく見られます。
解いている時子どもは、「9たす3は12!
式の頭にマイナスがついてるから、マイナス12!」
とこう考えてしまいがちです。
原因としては、3つ考えられます。
- 計算記号「足す・引く」と数字の前の符号「プラス・マイナス」がごっちゃになってしまう。
- 計算のルールが多すぎて混乱する。
- 練習量が単に少ない。途中式を書かない。
最初の2つでつまづく子が多いと思います。そして、それに加えて()かっこのついた計算が出てくると、覚えるルールが増えてしまうので余計に混乱するでしょう。
●対処法と教え方
ポイントは3つあります。
- 「+」と「−」は全部、「プラス」「マイナス」と読ませる。
- 「+」と「−」は全部、数字についている符号だと考えさせる。
- 数直線は使わずに、個数で教える。
以下の計算を見てみましょう。

まず、①「−9+3」の場合、マイナスを9個、プラスを3個書きます。
次に②「プラスとマイナスは打ち消し合って消える。」と教えて、線で消します。
最後に③「どっちが何個のこった?」と個数を数えてもらいます。
そして、「マイナスが6個!」とわかったら、
答えを記入してもらいます。
もう一問見ていきましょう。

こちらも上記とやり方は同じです。
マイナスを9個、マイナスを3個それぞれ記入します。あとは個数を数えるのみです。
ポイントは「+はプラス、−はマイナスと読ませて、数字の前に付く符号として考えること。」
「数直線ではなく、個数で考えること。」
これを慣れるまで、意識して解いてみましょう。
